ゾエティスの人たち

INTERVIEW

毎日をハッピーに過ごせるのは、
仲間や会社に助けられているから。

2021/11/30

  • #製品開発・薬事統括部

製品開発・薬事統括部

W.Y2005 年入社

大学で獣医学を修了。卒業後、ファイザー株式会社に⼊社。当時から動物薬の開発部⾨に所属。2012年、ファイザーのアニマルヘルス事業がゾエティス・ジャパンに独立すると同時に、そのままゾエティスの開発部門へ。

新薬を世に出すための出発点。

私は開発部門で動物用新薬の開発と薬事要件である承認直後の新薬の有効性・安全性の調査を担当しています。新薬の開発といっても、新薬そのものをつくり出すのではなく、海外で開発された新薬を日本国内で販売できるよう、必要に応じて試験を追加して実施し、農水省から日本における承認を得ることを行っています。承認直後の新薬の調査では、獣医師の先生方が実際に製品を使った際の成績を収集し、農水省へ報告しています。学生の頃から、新しく生み出されたものをいかに世の中で実用するかという視点での研究に関心があったため、現在の仕事にたいへん面白さを感じていますし、海外で開発された新薬が自らの業務によって初めて日本で販売できるようになり、アニマルヘルスに貢献できる点にやりがいを感じています。

時短勤務になり、朝の時間を意識。

産休育休を経て、現在ワーキングマザーとして時短勤務で働いています。ワーキングマザーになって最も変わったのは生活時間帯です。以前は定時に出社し、なにかあれば多少帰宅が遅くなっても臨機応変に対応するという考えでしたが、現在はフレックスタイム制度を利用して朝できるだけ早く出社し、毎日17時に退社しています。子どもの発熱などで急な早退やお休みを取らなければいけないときもありますが、限られた勤務時間の中でプロジェクトを進めていくために、フレックスタイムをうまく活用しながら時間を確保し、仕事に充てています。その日の状況で勤務時間を自由に組み立てられるため、ワーキングマザーにとって大変ありがたい制度です。復職する際、上司には「いつ(勤務可能時間)」、「どれだけ(業務量)」、「どのように(業務内容、例えば宿泊を要する出張の可否など)」働けるのかを明確に伝えるよう⼼掛けました。その甲斐あってか周囲の方々も私の状況を理解し、サポートしてくれるので非常に助かっています。

当事者だからこそ気づけた、制度の改善点。

フレックスタイム、ノンオフィスワーク、チャイルドケア休暇や育児・介護補助など、ゾエティスにはワーキングマザー・ワーキングファザーをサポートする基本的な制度が整っています。ありがたく活用させていただく一方で、活用する以上は自分も会社に貢献したいと考えています。以前、ノンオフィスワークと時短勤務を併用できるよう会社に提案を行いました。当時、このふたつの制度は併用することができなかったのです。併用ができないために復職を諦める、また就業時間を余計に短縮するようなことがあっては、社員にとっても会社にとっても勿体ないと考えました。提案をした後、会社はすぐに検討を行い、採用することを決定してくれました。このようにゾエティスには社員の声が届きやすい環境があると感じています。

自分のペースで楽しみながら、前進する。

今後、自分はどのようにキャリアを重ねていくのだろうと考えた際に、まだまだ分からないことがたくさんあるなと感じています。例えば、いつ時短勤務からフルタイムに戻すのか、仕事と家庭の両立を自分が満足のいくところまでできるのかなど、迷うこともあります。でもゾエティスには先輩ワーキングマザーが多く活躍しているので、アドバイスをもらいながら、その時々の状況を見極めて最善の選択をしていきたいです。子育てをしながら働くことは大変な部分もありますが、周りの理解やサポートに恵まれ、好きな仕事をし、毎日ハッピーだと感じています。理想は「仕事と育児を高レベルで、家事を中レベルで取り組む」こと。周囲への感謝の気持ちを忘れずに、フレキシブルにモチベーションを持って、ワーキングマザーとしてのキャリアを重ねていきたいです。