ゾエティスの人たち

INTERVIEW

すべては動物たちの幸せを守るために。

2021/11/30

  • #その他の部署

Learning &Development部

A.O2004 年入社

生物工学科を卒業、ペット専門学校の非常勤講師・事務として勤務する。2004年ファイザー株式会社に入社。農産事業部 近畿営業部に所属。その後ゾエティス・ジャパン独立に伴いコンパニオンアニマルビジネス統括部の近畿営業部を経験し、現在ではLearning and Development部のJapan担当として主に社内研修を行う。

ゾエティス・ジャパンの人材育成を担う。

Learning & Development部(以下L&D)は、営業社員の教育を取り仕切る部署です。その中でも私は主に社内研修を担当しており、営業関連のスキル研修やセールスマネージャー用研修、コーチングに力を入れています。また、お客様の要望で外部研修を提供することもあります。以前は全国各地に赴いて研修を実施していましたが、最近はオンラインでの研修がほとんどです。在宅勤務も多く取り入れられ、家事や子育てをしながら業務に取り組んでいます。他にも、ゾエティス・グローバルのトレーニングプログラムを日本で実施するために内容の調整や翻訳も行っています。世界情勢や状況に合わせたプログラムが早い段階で提供されるため、ゾエティスの対応力の速さにいつも驚かされています。

志は、みんなで果たすもの。

ゾエティスには革新的な技術で動物たちのQOLを高める製品がたくさんあります。以前は営業職についており、動物たちの幸せを守りたいという信念から、動物病院を支援する活動を行っていました。L&Dに転身したきっかけは、猫フィラリア症予防の啓発活動を行うために、担当地域の動物病院の先生方と猫フィラリア症予防普及委員会を立ち上げたことです。さまざまな立場の先生方と一緒に活動した経験を通じて、協業の大切さを学びました。同じ志を持った人たちが集まることで、その影響力は大きく、広く、伝播していく。ひとりではなく、誰かと力を合わせることで志を果たせるのだと強く感じた私は、一緒に働く仲間をサポートしたいと考えるようになり、L&Dへの転身を決意しました。

社内研修は人生の学びにもなる。

ゾエティスは社員の能力開発の体系化が進んでいる企業です。職種や職域に合ったトレーニングが備わっているため、個人の成長や、やりたいことに対して手厚いサポートを提供することができます。中でも社員ひとり一人が当事者意識を持って仕事に取り組むための「Accountability研修」は、ゾエティス全社員が受講し、組織の文化となっている研修です。自分が当事者であることを深く自覚し、求める成果を達成するまで現状を打破し続ける。この自ら主体的に行動しようとするマインドは、組織への貢献のみならず自分の人生の中で選択し、行動し、変えていくことにおいても大変重要なことです。「Accountability研修」は目の前の仕事のことから人生のことまで、すべてのコアだと考えています。

立場や仕事が変わっても、心にあるのはひとつの想い。

L&Dに所属してから視野の広がりを実感しています。特にグローバルへの意識が大きく変わり、海外が自分にとって身近な存在になりました。海外で起きている出来事は、いずれ私たちに関わることであり、国同士が情報を共有することで新たな答えが得られます。一方で、視野の広がりから自分の立場が明確になり、教育を担う者としてのあり方に悩むことも増えました。自問自答を繰り返してたどり着いたのは、営業時代から大切にしていた「動物の幸せを守る」という想いです。そのために私は知識をつけ、スキルを伸ばしていくのだと原点回帰することができました。変わるもの、変わらないもの、どちらも大切にしながら動物たちが幸せになれる世界を目指していきたいです。そして進んでいった結果が、私自身のキャリアになるのだと思います。