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PRDC , マイコプラズマ

豚マイコプラズマ性肺炎を正しく対策するために

第1回~第3回PRDC Frontiers

30名以上の獣医師が現場の問題課題を基に議論した「豚マイコプラズマ性肺炎の対策」をご紹介いたします。
※当記事は2021年5月号~7月号の月刊 ピッグジャーナルに連載されました。



シリーズVol.1 【農場内での伝播時期を把握し、効果的な対策ステージを特定する】

知りたいこと⇒マイコプラズマとは / 生産性への影響 / 伝播時期/ 対策のステージ

【概要】
マイコプラズマ・ハイオニューモニエ(以下マイコプラズマ)の単独感染の場合には咳以外の特徴的な臨床症状を伴わないことが多く、その「感染」や「影響」に気がつかない間に発育の遅延、飼料効率の低下などが引き起こされることがあります。今回あらためて、どうすれば適切に豚マイコプラズマ性肺炎を対策することができるのか検討しました。

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シリーズVol.2【マイコプラズマ・ハイオニューモニエの検査方法と現場の課題】

知りたいこと⇒体内動態/ 検査の目的・方法/ 現場の課題

【概要】
マイコプラズマは気道粘膜上皮細胞の線毛に付着して破壊し、肺に炎症を起こします。感染した豚は免疫がうまく働かなくなり、マイコプラズマ以外の病原体も増えやすい環境をもたらします。感染豚を効率的に見つけるための検査(喉頭スワブ、血液、肺病変)の各検査方法と注意すべき点についてまとめています。

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シリーズVol.3【Frontiers の獣医師による新たな知見と対策】

知りたいこと⇒最新の知見/ 対策の考え方/ 対策のツール

【概要】
伝播・感染について最新の報告と現場から見えてきた特徴をふまえ、対策(飼養管理、予防薬、治療薬)の考え方を提案しています。豚マイコプラズマ性肺炎のコントロールには、シリーズ1,2で示した検査で伝播時期と生産性への影響を推定し、他のPRDC 病原因子の関与、人や物の動線、飲水、温度湿度・換気管理、ワクチンや抗菌剤の投与タイミング等を検討しながらコントロールすることが、効率的かつ実用的な方法であると考えます。

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PRDC Frontiers とは

PRDC Frontiers は、全国の獣医師や研究者が集まった有志の研究会です。養豚現場の生産性を最大化するため、その名前が示すとおり、豚呼吸器病症候群(Porcine Respiratory Disease Complex 以後「PRDC」)の対策について議論し、養豚に携わる獣医師や生産現場に役立つエビデンス(知見)を創出することを目的としています。

【参加者リスト】

エリア 名前 所属(※2020年11月時点での所属)
中日本Frontiers 矢原 芳博 日清丸紅飼料株式会社
早川 結子 イデアス・スワインクリニック
北條 那智 有限会社ブライトピック
水上 佳大 有限会社あかばね動物クリニック
岡田 久雄 グローバルピッグファーム株式会社
古市 朋大 フィ-ド・ワン株式会社
古川 誠 中部飼料株式会社
福山 聡 フォ-ピッグ那須
永井 希三代 株式会社科学飼料研究所
他2名
北日本Frontiers 武田 浩輝 有限会社アークベテリナリーサービス
加藤 仁 かとうスワインクリニック
岡村 雄司 おかむらアニマルクリニック
宮下 マリ エクシュタイン・スワイン・サービス
田中 正雄 ピッグケア
遠藤 貴平 加美家畜診療所
髙橋 佐和子 髙橋とんとん診療所
金田 正彦 合同会社 KPSC
他2名
西日本Frontiers  大城 守 株式会社沖縄県食肉センター
山本 昇 ベッツ・コンサルテーション株式会社
はるどうぶつ病院
田島 守 フロントサークル株式会社
小澤 真 鹿児島大学共同獣医学部
酒井 学 株式会社科学飼料研究所
川畑 忠祐 鹿児島県経済農業協同組合連合会
本田 宣明 鹿児島県経済農業協同組合連合会
吉原 啓介 宮崎県農業共済組合
沖田 庸智 株式会社 おきた家畜診療所
小東 智哉 宮崎県経済農業協同組合連合会
前田 千恵子 藤原動物病院
他1名

※2020年11月時点での名簿です。現在のメンバーやご所属においては随時更新していきます。

今後は北日本、中日本、西日本のFrontiers それぞれにおいて、各エリアならではの問題、課題について議論し、現場の生産性を上げる取組みやその指針を示していきます。 これからの活動報告にも是非ご期待ください。

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