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    子豚を守る3つの方策。
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03.CONTROL

マイコプラズマ性肺炎から
子豚を守る3つの対策。

子豚はストレスに弱く、繊細です。
ワクチン投与、飼育環境・衛生対策、個体診療を適切に行うことで、子豚の健やかな成長を守り、経済的な損失を改善します。

01.対策方法

病気を発生させない、
感染を広めない。
飼育環境の見直し。

COUNTERMEASURES 01

飼育環境の改善や衛生対策を見直すことで、病気の感染や発生リスクを減少させることができます。

飼育環境の改善
衛生対策

02.対策方法

投与時期が重要!
感染リスクが高まる前に
マイコプラズマ
ワクチン投与。

COUNTERMEASURES 02

リスクをより抑える早期投与

マイコプラズマ ワクチンは感染から豚を完璧に防御するものではありません。しかし、感染前にワクチン投与をすることで、免疫を与えることができます。豚の抵抗力を高め、感染による増体量の抑制、飼料効率低下の軽減、肺病変の形成を軽減します。
子豚の場合、母豚からの感染リスクがあります。出生後なるべく早い日齢のうちにワクチンを投与することで、感染の影響を低く抑えられます。
また1週齢までにワクチンを投与すると、離乳までに免疫が成立します。感染が広がりやすい離乳舎でのリスクに備えられます。

子豚への感染リスク

抵抗力もキープ

ワクチン投与は、免疫機能(細胞)に記憶させることが主な⽬的です。 ⺟豚からの初乳を介して⼦豚はリンパ球や抗体などをもらいます。
しかし、そのリンパ球や抗体は時間が経つと減っていきますし、リンパ球は早期にワクチン投与することで働くようになるのです。

分娩舎で早期に⼦豚にワクチンを投与すると、⺟豚からのリンパ球が活性化され、離乳舎の早い段階で野外感染を受けた場合でも、速やかに、強⼒に免疫応答できます。そのため、1週齢までにワクチン投与をして離乳時までに免疫を確⽴し、離乳舎での感染に備えましょう。

TOPICS.

いくつになっても、
感染リスクは絶えない

若産歴の母豚から離乳した子豚ほど、マイコプラズマ罹患率は高いという報告があります。
さらに、3産以上の母豚であっても子豚への感染リスクは絶えません。近年、多くの農場で導入されている多産系の母豚は更新率が高いため、子豚への感染源となるリスクが高まっている可能性があります。

TOPICS.

03.対策方法

感染してしまったら、
抗菌剤で早期治療を。

COUNTERMEASURES 03

マイコプラズマの治療には主にマクロライド系の抗菌剤が使用されます。症状が進行したり、複合感染してしまう前に適切に対処すると早い回復が期待できます。そのために症状の早期発見・早期治療が重要です。ゾエティスが開発した豚の個体診療(IPC)プログラムが有効です。

※獣医師の指示に従い、適切な治療薬を使用してください。