概要

製品情報

有効成分

粉末注射剤100mg中、モキシデクチン10mg

用法及び用量

粉末注射剤(889mg)を添付の懸濁用液8mL に懸濁させ、
体重1kg当り0.05mL(有効成分として0.5mg)を皮下に注射する
  • 蚊の発生後1ヵ月に注射する
  • 寄生予防効果は12ヵ月持続する

効能又は効果

犬の犬糸状虫の寄生予防

包装

  • 10mLバイアル 注射用プロハート12 889mg (懸濁用液 9mL*添付) *使用量は8mL

貯蔵および有効期間

(1)密封容器
(2)有効期限は3 年間(使用期限は外箱、ラベルに表示)

懸濁法

取扱い上の注意

  • 粉末注射剤(889mg)を添付の懸濁用液 8mL に懸濁して下さい(懸濁用液バイアルには8mL 以上過量に入っています)
    ※ 懸濁時に、誤って全量を用いて調製しないように、ご注意ください
    ※ 懸濁用液は、粉末注射剤を溶解するものではなく、ミクロスフェアを均一な懸濁状態に保つための溶液です
  • 懸濁後は、 2 ~ 5℃に保存し、8 週間以内に使用して下さい
  1. まず使用説明書をよくお読み下さい。粉末注射剤(赤キャップ)、懸濁用液 (緑キャップ)および添付されている専用空気抜針をご用意下さい。
  2. 18G~21Gの針と減菌したシリンジを用いて、懸濁用液(粘性の懸濁剤)を正確に8.0mL採ります。(バイアルには8.0mL以上入っています。過量に入っていますので、誤って全量を採らないよう注意して下さい。)
  1. 粉末注射剤のバイアルに専用空気抜針を刺します。針を刺す前に、よく振って均一な粉末となっていることを確認して下さい。
  2. 懸濁用液8.0mLを粉末注射剤のバイアルに注入して下さい。
  3. 専用空気抜針を外してから、完全に懸濁するまで勢いよく振り混ぜて 下さい。(余った懸濁用液と使用済みの針は適切に廃棄して下さい。)
  1. 懸濁させた後、バイアルのラベルに懸濁した年月日を記入して下さい。
  2. 大きな気泡が消えるまで少なくとも10分間(できれば30分間)静置して下 さい。懸濁後は2~5℃に保存し、8週間以内に使用して下さい。(できるだ け4週間以内に使い切って下さい。)
  1. 均一に懸濁するまでバイアルを静かに回転させてから(バイアルを強く振らないこと)、 18G~21Gの針と1mL~3mLのシリンジを用いて必要な量を採って下さい。
  2. シリンジに採ってから注射するまで時間が空いた場合は、シリンジを静かに回して注射液を均一に懸濁させて下さい。
  3. 皮下に注射して下さい。

犬に対する注意

1制限事項

(1)本剤の投与前には健康状態について検査し、異常を認めた場合には投与しないこと。  また、次のいずれかに該当する場合には投与しないこと。

  • 重篤な疾病にかかっているもの
  • 以前に本剤又はワクチン投与等により、アナフィラキシー等の副作用を呈したことが明らかなもの

(2)次のいずれかに該当すると認められる場合には、健康状態及び体質等を考慮し、  投与適否の判断を慎重に行うこと。

  • 発熱又は下痢など臨床上の異常が認められるもの
  • 疾病の治療を継続中又は治癒後間がないもの
  • 明らかな栄養障害があるもの
  • 高齢なもの
  • 飼い主の制止によっても鎮静化が認められず、強度の興奮状態にあるもの

(3)本剤投与前にミクロフィラリア検査及び成虫抗原検査などを実施して、犬糸状虫が寄生していないことを確認すること。  なお、犬糸状虫が寄生していた場合には成虫及びミクロフィラリアを駆除した後、本剤を慎重に投与すること。

(4)本剤投与前に予定投与部位を触診して、腫脹、硬結等の異常が認められない部位に投与すること。  前回投与部位と同じ場所に投与しないこと。

(5)本剤は6ヵ月齢未満の犬には投与しないこと。  大型犬では8ヵ月齢以降に、超大型犬では10ヵ月齢以降に投与すること。

(6)犬糸状虫の寄生予防として長期間の効果が必要な症例に投与すること。

(7)副作用による事故を最小限にとどめるため、本剤投与後しばらくは観察を続けること。  帰宅させる場合は、なるべく安静に努めながら帰宅させ、帰宅後もよく観察するよう指導すること。

注射用プロハート12の製造工程

ミクロスフェアについて

ミクロスフェアについて

  • トリステアリンをベースにしたミクロスフェアは径90-180μmの均一な球体の粒子です。
  • ミクロスフェアには、モキシデクチン粉末が分散して存在しています。

皮下投与後の溶出について

  • 溶出したモキシデクチンは注射部位から吸収されます。