飼主さまに、
特に知っておいてほしい使用上の注意

※添付文書より一部抜粋

基本的事項
1.守らなければならないこと
(一般的注意)
  • 本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。
  • 本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。
  • 本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。
(犬に関する注意)
  • 本剤投与後に嘔吐して本剤又はその一部を排出した場合は、再投与について獣医師に相談すること。
  • 本剤の投与を繰り返す場合は、投与した日から1ヵ月以上の間隔をあけること。
(取扱い及び廃棄のための注意)
  • 小児の手の届かないところに保管すること。
  • 本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。
  • 使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2. 使用に際して気を付けること
(使用者に対する注意)
  • 誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。
(犬に関する注意)
  • 副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
用法及び用量
体重1kgあたりサロラネル1.2mg、モキシデクチン0.024mg及びピランテルパモ酸塩(ピランテルとして)5mg を基準量として経口投与する。
なお、犬糸状虫の寄生予防には、毎月1回、1ヵ月間隔で蚊の活動開始後1ヵ月以内から活動終了後1ヵ月以内まで投与する。
効能又は効果
  • :ノミ、マダニ及びイヌセンコウヒゼンダニの駆除、イヌニキビダニ(Demodex canis)の駆除による全身性毛包虫症の改善、犬糸状虫の寄生予防、回虫(犬回虫、犬小回虫及び鉤虫(犬鉤虫))の駆除
専門的事項
①対象動物の使用制限等
  • 次の動物には投与しないこと。
  • 8週齢未満の犬
    [8週齢未満の犬に対する安全性は確立されていない]
  • 体重1.5kg 未満の犬
    [体重1.5kg 未満の犬に対する安全性は確立されていない]
  • 交配予定の犬及び妊娠・授乳中の犬
    [交配予定及び妊娠・授乳中の犬に対する安全性は確立されていない]
  • 次の動物に投与する際は、健康状態を確認し、投与の是非を慎重に判断すること。
  • てんかん発作の病歴のある犬
    [本剤は神経伝達物質受容体に作用する]

②重要な基本的注意
  • 本剤の投与前に必ず血液検査を行い、ミクロフィラリアがいないことを確認した後、投薬を行うこと。犬糸状虫感染犬に本剤を投与する場合は、成虫及びミクロフィラリアを駆除するなど適切な処置を行い、投薬を行うこと。
  • 本剤はMDR1遺伝子変異のある犬を用いた試験において忍容性が示されているが、コリー犬及びその系統の犬種は他の犬種に比べて安全域が狭いことが示されていることから、これらの犬種に対しては、用法・用量を厳密に守ること。
  • イヌセンコウヒゼンダニについては、投与1ヵ月後に検査を行い、十分な効果が得られない場合は再投与することが望ましい。
  • イヌニキビダニについては、投与1ヵ月後から1ヵ月間隔で皮膚掻爬検査を行い、2ヵ月連続で生存ダニが検出されなくなるまで投与を継続することが望ましい。
  • 毛包虫症はイヌニキビダニによる皮膚疾患であるが、他にも複数の要因が関係する疾病のため、可能であれば、いかなる基礎疾患も適切に治療することが望ましい。

③その他の注意
  • 本剤は、ノミ、マダニ、イヌセンコウヒゼンダニ又はイヌニキビダニの寄生又は寄生リスクがある場合及び蚊が発生する場合であって、これ以外の効能(犬回虫、犬小回虫及び犬鉤虫の駆除)のいずれか1つ以上を必要とする犬への使用が推奨される。

※シンパリカ トリオ® 要指示医薬品です。
 必ず獣医師の指導の下でご使用ください。

用法及び用量
体重1kgあたりサロラネル1.2mg、モキシデクチン0.024mg及びピランテルパモ酸塩(ピランテルとして)5mg を基準量として経口投与する。
なお、犬糸状虫の寄生予防には、毎月1回、1ヵ月間隔で蚊の活動開始後1ヵ月以内から活動終了後1ヵ月以内まで投与する。
効能又は効果
  • :ノミ、マダニ及びイヌセンコウヒゼンダニの駆除、イヌニキビダニ(Demodex canis)の駆除による全身性毛包虫症の改善、犬糸状虫の寄生予防、回虫(犬回虫、犬小回虫及び鉤虫(犬鉤虫))の駆除

※シンパリカ トリオ® 要指示医薬品です。
 必ず獣医師の指導の下でご使用ください。

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