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製品特長

 

移行抗体を保有する子犬にワクチンを接種した場合、抗体応答率は接種時の週齢によって異なります。バンガードプラスCPVを12週齢に接種した場合は95%~100%という高い抗体応答率が得られました。

移行抗体は、野外の感染から防御しますが、同時にワクチン接種も無効にします。移行抗体は時間の経過と共に減衰し、やがて感染を防御できないHI抗体価レベル80倍に推移します。その後子犬は、野外感染の危険にさらされるわけですが、ワクチン接種をした場合の抗体応答はワクチンの種類によって異なり、その感染リスク期間は大きく変わります。


  • 移行抗体のHI抗体価64倍でワクチン接種による抗体応答を示します。感染リスク期間は従来型ワクチン/不活化ワクチンに比べ、大幅に縮まります。

  • 移行抗体価が十分下がった12週齢位までは移行抗体に中和され、ワクチン接種をしても抗体応答を示しません。つまり7週齢から12週齢前後までは感染リスクが存在します。

  • ワクチン接種による免疫が成立する時期がさらに遅れ、14週齢前後までは抗体応答を示しません。感染リスク期間は一層拡大されます。一般的に、不活化ワクチンは2回接種を必要とし、しかも週齢がかなり進んでからでないとワクチン接種による抗体応答を示しません。

  • ハイタイターとは、1ドース当たりのワクチンウイルス量を高めたことです。そのため、高い免疫原性を有し移行抗体を乗り越え早い時期からパルボウイルスの抗体応答が期待できます。

  • 一般的に、ウイルスは継代を重ねることでワクチンとしての免疫原性が弱まります。バンガードプラス5/CVおよび5/CV-Lをはじめとするバンガードシリーズのパルボウイルスは、低継代(35代)なので、ワクチン接種後に犬の体内で速やかな増殖と強い免疫賦与が期待できます。

 

対象: A群(バンガード接種)10頭、コントロール群10頭
攻撃株: 野外強毒株CPV-2aおよびCPV-2b株
結果:

糞中ウイルスのHA価(左図)は、攻撃5日目にコントロール群では著しく上昇、一方、A群での上昇はごくわずかであった。ハイタイター・ローパッセージCPVワクチンはCPV-2a株およびCPV-2b株からの攻撃を防御すると考えられた。

High-tighter canine parvovirus vaccine: Serologic response and challenge-of-immunity study LAURIE J.LARSON,RONALD D.SCHULTZ Vet.Ned. 210-218, 1986

  • さらに、新しい流行型のCPV-2c株の攻撃試験を実施したところ、対象群には抗体上昇が認められました。一方、バンガード接種群においては、CPV-2c株に対するHI価は防御レベル80倍以上を維持しました。
  • CPV-2c株に対する中和抗体価(42日目)は320-640倍であり、十分に防御できることが示されています。

Vanguard®7 Helps Protect Against Challenge With Virulent Canine Parvovirus Antigenic Type (CPV-2c) E..M.Siedek, P.Munyira, R.Raue, H.Schmidt March,2008

 

検査施設の中には、DNA遺伝子検査において新型CPV-2b、2c株は全て野外株として認識するところもあります。バンガード株は、全ての検査施設でのDNA遺伝子検査において、ワクチン由来と認識されます。

 

  • CCV感染による上皮細胞の壊死(図1)が発生します。
  • 壊死部再生のための細胞増殖が盛んになり、増殖部位に親和性の高いCPVがより増殖しやすくなります。(図2)
  • CCVとCPVの混合感染により症状が重篤化します。(図3)

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